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Q:家庭で他にやらせた方がよいことはありますか?

 考える力をつける方法は実は単純です。“考えさせればよい”のです。ところが方法は簡単ですが、実行するのは簡単ではありません。突然、「考えろ!」と命令されて課題を与えられても、本人のやる気がなければ頭は働きません。主役が子どもである以上、大人にできることは限られると思います。

「子どもが興味を持って考えたくなる材料を用意する」
「子どもが考えているときに邪魔しない」
「がんばって考えたときは結果に関わらずほめてあげる」
「自分自身が楽しみながら考えることでお手本をみせる」
「子どもが考えざるを得ない状況をつくりだす」

 この程度ではないでしょうか(最後のひとつは適切でないと思いますが…)。
ポイントは、子どもが主体的に取り組んでこそ効果がある、というところだと思います。その意味では、無理に色々やらせようとするより“好きに遊ばせる”方が、考える力をつける方法としては優れていると思います。ただし注意すべきは「好きに遊んでいいよ」と言われても、ゲームやテレビなど、受け身の姿勢で楽しめる遊び(考えない遊び)しか知らない子どもが多い、ということです。
 こういった遊び方の是非をここで問う気はありませんが、少なくとも“考える力の養成”という観点から言うと、これらは出来る限り制限して、自分で考えたり工夫をしたりしながら遊ぶ機会を増やすことが、考える力をつける最善の道だと思います。

 ちなみに[学び舎こいく]で準備している「絵で解く算数文章題」や「算数パズル」や「算数ゲーム」は、見方によっては“単なる遊び道具”で“学習教材”には見えないかもしれません。無理もないと思います。これまで書いてきたように、私は“遊び”と“学び”は対立するものでなく、両立するものだと考えています。「“思いっきり頭を使って主体的に遊ぶこと”が“最高の学び”に繋がるのなら、遊び方を知らない現代の子どもたちに、その楽しさを伝えてやろう!」と考えているのです。教材は楽しさを伝えるための道具なのです。