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 さて“知育玩具”について。「算数の楽しさ、学習の楽しさを伝えたい!」と考えている私ですから、
当然、知育玩具についてもけっこう詳しいです。(あ、今回は水とか土ではなくホンモノの話。笑) 
しかも4才・2才・0才という適齢期の子どもが3人もいる訳ですから、部屋の中は知育玩具だらけ! 
…と思いきや、実際には知育玩具どころか普通の玩具もあまりありません。人から沢山頂いているのでそれなりにはあると思うのですが、妻が「友達の家に行くと玩具が多いのにいつも驚く」と言っているので、標準よりはだいぶ少ないようです。

 なぜそういう状態なのかと言うと、理由は滝家の家訓なのです。《家訓:食べ物やモノを大切にする。粗末にしない。》 つまり「新しい玩具を欲しがる前に、今ある玩具を大切にしよう」ということなのです。私も欲しい知育玩具は沢山あるので、買って遊んで「知育玩具ベストテン!」とかやって皆さんのお役にたちたかったのですが、家訓なのでどうにも仕方がないのです。(妻と私で決めたんですけどね♪) 

 ただ、この「簡単に買い与えない」というのは、やってみると良いことも多いように感じています。自制心や忍耐力が育つし、「早く大人になって好きなもの買ってやる!」という大人への健全な憧れも育ちます。あ、それから家計を助ける(笑)。そしてエコ、地球も助ける(笑)
 何より大きいのは「能動的な姿勢が育つ」ということです。子どもは本来、何でも玩具に変身させて
面白がれる力を持っています。玩具がないならないなりに工夫して遊ぶんです。むしろ足りないくらいの方が、能動的に動く力がつくように思います。
 しかし次から次に玩具を与えたらどうなるでしょう。飽きてからが勝負、どうやって面白がれるかが
試されるのに、その機会を持つことなく次、また次。これでは工夫する才能は失われます。「こうやって遊ぶんだよ」と遊び方を指定されないと遊べない子になります。飽きたらそれ以上は遊べないので、「じゃあ次の玩具を買ってやろう」、悪循環の始まりです。

 つい熱く語ってしまったのは、生徒を見ていて「能動的な姿勢の大切さ」を日々感じているからです。次から次に与えられる情報、次から次に与えられる課題…。子ども達を受動的にしてしまう要因が溢れています。「子どもの将来のために何をしてあげようか?何を与えてあげようか?」親なら当然考えることだと思いますが、能動的な姿勢を育てるためには、「あえてしてあげない。与えない」ということも必要な気がします。子どもの人生を真に豊かにするためには、“魚”を与えるより、“釣りの楽しさ”を
教えてあげることが大切なのではないでしょうか。