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昨日、卒業生から “オススメの数学参考書” について聞かれました。 「そう言えば毎年この時期に
質問されるな~」と気づいたので、忘れないうちに書いておきます。(公立中の生徒向けの話です)

数学の参考書は大きく分けると、「全学年分が一冊にまとめられた受験対策用」 と 「各学年で一冊ずつに分かれた定期テスト対策用」 の二つがあります。
前者については、様々な種類の受験参考書が、基礎から発展まで幅広く揃えられていますので、現状学力にあった一冊を選ぶとよいと思います。ただし、最優先すべきは志望校(公立志望なら公立入試)の過去問です。また、過去問をやりこむためには、おのずと“中3後半内容の先取り”も
必要となってきます。先取りには「受験参考書」より、説明が詳しい「学年別参考書」の方が向いていると思います。先取りしつつ復習して、過去問も繰り返して…とやるべきことが沢山ありますので、「受験対策用」は余裕ができたときに考えればよいでしょう。
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後者についてですが、こちらも沢山の学年別参考書が書店に並んでいます。しかし、ほとんどが“基礎固め”を目的とした教科書ガイド系の参考書で、内容はどれも似たり寄ったり。これらの教材はあまりオススメしません。基礎固めをしたいなら、学校の教科書や副教材、配布されたプリントなどを何度も繰り返すのが一番です。これらが完璧にできていれば、定期テストで80~90点は取れるはずです。
「そこまではできているんだけど、あともう一歩、満点を取るための応用力を磨きたい」というときに適切な教材、これが意外と少ない。“応用力養成”を目的とした教材としては「最高水準問題集」がオススメですが、定期テスト対策としてはちょっと難度が高すぎる気がします。
ということで、私のお気に入りの参考書がこちら、「3ステップ式標準問題集」(写真)です。基礎を一通り総チェックできるのはもちろん、他の参考書よりも発展問題の質と量が充実しているのが特徴です。タイトルや作りが地味なので書店では目を引きませんが、解説も詳しく、使い勝手も良いです。

数学に限らずどの科目についても、最も有効な定期テスト対策は、「教科書や副教材をしっかりやりこんで完璧にすること」というのは間違いないと思います。「ただ一通りやり直す」と「完璧にする」が全く違うということを経験を通して学び、その精度を高めていくことが大切です。
ただし一点、英語に関しては、教科書と副教材だけでは「文法のルールを覚えこむ」だけの演習量が不足する場合が多いようです。中1の時点で“be動詞”と“一般動詞”の肯定文・否定文・疑問文の文の構造の違いを理解できずにいると、間違いなく英語が苦手になりますので、そこは気を付けてもらいたいと思います。